初めての海外旅行で不安なことの一つが入国審査ではないかと思います。「上手く答えられなくて帰国させられたらどうしよう」と不安に思う人も多いのではないでしょうか。
そこでこのブログでは入国審査で聞かれる質問をまとめておくので、海外旅行に行く前の準備としてご一読ください。
この記事は、以下のような人におすすめです!
- 海外旅行に慣れていない人
- 英語での入国審査が不安な人
- 英語の練習がしたい人
入国審査の目的
入国審査では、その国の訪問者が入国できるかを確認するために行われます。
パスポートが本物か、パスポートと同一人物か、不審な目的で入国しようとしていないかなどを審査官が確認します。不審と判断されなければスムーズに入国できますし、怪しいと判断された場合は別室に連れて行かれて取り調べを受ける可能性があります。
取り繕う必要はないので、審査官から聞かれた質問に対して正直に答えましょう!
入国審査の流れ
飛行機から降りて空港に入ったら、「Immigration」か「Passport Control」という標識を探しましょう。
居住者と非居住者で列が別れているので、「Foreign Passport」や「Visitor」と書かれている列に並びましょう。
「Next.」と呼ばれて、自分の番が回ってきたら、パスポートを見せて入国審査が始まります。顔を確認するためマスクや帽子は事前に取っておきましょう。
入国審査での英会話
入国審査で聞かれる質問は以下のようなものになります。すべて聞かれることはあまりないと思いますが、きちんと英語で回答できるようにしておくと安心ですね。
それぞれについて、質問と回答の例をご紹介します。
- 滞在の目的
- 滞在期間
- 滞在先
- 次の行き先
- 過去の滞在歴
- 職業
- 同伴者の有無
- 所持金の額
滞在期間
滞在期間は「How long will you be staying here?」のように聞かれます。何泊何日のように答える必要はありません。例えば2泊3日であれば、「For three days.」となり、1週間であれば、「For one week.」となります。「For + 期間数」のように答えましょう。
- For three days. (3日間です。)
- For one week. (1週間です。)
- I’ll be here for five days. (5日間です。)
欧米ではまとまった長期休みを取ることが一般的なので、あまりにも滞在期間が短いと何でそんなに滞在が短いか聞かれることもあります。その場合は、「I have busy work and can’t take more days off.」のように理由を正直に答えましょう。
以下のような感じです。
How long will you be staying here?
For three days.
Only three days?
Why do you have such a short stay?
I have busy work and can’t take more days off.
滞在先
どこに滞在するかの質問は、「Where will you stay in the US?」や「Where will you visit?」のように聞かれます。滞在先は、ホテル名や滞在先の住所まで答えられれば丁寧ですが、都市名だけ言っても問題はありません。追及された場合に備えてホテル名を言えるようにしておくか、住所が書いてある紙などを用意しておくと良いでしょう。
- I’ll visit Hollywood. (ハリウッドです。)
- I’ll stay at XXX hotel in Long Beach. (ロングビーチにあるXXXホテルです。)
- Here’s the address we are going to stay at. ((住所を見せながら)こちらが滞在予定の住所です。)
Where will you stay in the US?
Hollywood.
Tell me the address you will stay at.
Just a moment.
Here’s the address.
滞在の目的
滞在の目的は、「What is the purpose of your visit?」などのように質問されます。観光であれば「For sightseeing.」、仕事であれば「On business.」、留学であれば「To study here.」などのように答えれば大丈夫です。
- Sightseeing./On vacation. (観光です。)
- On business. (仕事です。)
- To study here. (留学です。)
What is the purpose of your visit?
On vacation.
次の行き先
あまり聞かれることはないと思いますが、EU圏に入国する際に「Are you going to visit another country after the Netherlands?」のように聞かれたことがあります。また、同じ国内でも「Are you staying just in Los Angels?」のように聞かれる可能性もあります。他の行き先がある場合は、正直に答えれば大丈夫です。
- I plan to visit Belgium. (ベルギーに行く予定です。)
- We’ll go back to Japan after staying in Paris. (パリの後は日本に帰国します。)
Are you going to stay just in Hollywood?
No, I plan to visit San Francisco for two days.
過去の滞在歴
入国しようとしている国にこれまで滞在したことがあるか聞かれることがあります。「Is this your first visit to this country?」や「Have you visited Los Angels?」のように聞かれます。以下のように答えましょう。
- It’s my first visit. (初めての旅行です。)
- I came to London five years ago. (5年前にロンドンに来ました。)
It this your first visit to Los Angels?
No, my third visit.
When was your last visit?
Five years ago.
職業
職業は、「What is your occupation?」という風に聞かれます。職業は人によりますが、「I’m a student.」、「I’m a nurse.」、「I’m a software engineer.」などと答えましょう。会社員の場合、「I’m an office worker.」という言い方もできますが、あまり一般的な返答ではありません。そのため「I work for a trading company.」のようにどんな会社で働いているかを明確にするといいでしょう。
- I’m a student. (学生です。)
- I’m a nurse. (看護師です。)
- I work for a trading company as a sales person. (商社で営業をしています。)
What is your occupation?
I’m a software engineer.
同伴者の有無
家族やカップル、友達同士で入国する場合、一緒に入国審査を受けられるためわざわざ聞かれることもないと思いますが、一人で入国する場合は聞かれることがあります。「Are you traveling alone?」のように聞かれたら、以下のように答えましょう。
- I am traveling alone. (1人です。)
- I am traveling with my family. (家族と一緒です。)
Are you traveling alone>
No, I am traveling with my family.
Where is your family?
They are waiting over there.
所持金の額
最近では、クレジットカードが一般的になり、現金を持ち歩くこともなくなってきましたが、テロを警戒しているアメリカなどでは聞かれることがあります。「How much money do you have with you?」のように聞かれたら、以下のように答えましょう。
- I have 200 dollars. (200ドル持ってます。)
- 100 Euros. (100ユーロです。)
How much money do you have with you?
I have 200 dollars.
まとめ
この記事では、入国審査で聞かれる質問についてまとめました。以下の質問の回答を用意しておけば困ることはないでしょう。
- 滞在の目的
- 滞在期間
- 滞在先
- 次の行き先
- 過去の滞在歴
- 職業
- 同伴者の有無
- 所持金の額
英語に自信がない方も、聞かれた質問にきちんと答えていけば問題はありません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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